こんにちは、先日2人目を予定帝王切開で出産したリオ(@Rio_reach)です。
第1子が緊急帝王切開だったため、第2子は予定帝王切開になりました。
この記事ではその予定帝王切開の流れや心境を書いていきたいと思います。
同じように、帝王切開をされる方、すでにされていて他の人はどうなんだろう?と思っている方の参考になれば嬉しいです。
パッと読むための目次
予定帝王切開は妊娠何週?
私が行っていた産院では、予定帝王切開は37週で行うというルールでした。
少し古いトピックですが、発言小町を見てみると、予定帝王切開は皆様37〜38週で行っているようです。
参考:予定帝王切開、何週にされましたか?
予定帝王切開の手術日はいつ決まる?
妊娠33週。
通常だと生まれるまであと7週、といったところで、第二子の誕生日が決まりました。
第一子が帝王切開だったので、第二子も帝王切開なのです。
思わず、
私「えっ?てことはもうこの子の誕生日決定ですか?」
医師「はい、決定です。」
。。。いいけど、ロマンもへったくれもないな。
— リオ@ブロガーYoutuber (@Rio_reach) November 26, 2019
私の産院の場合、33週の健診の時に具体的な帝王切開日が決まりました。
産まれる日が1ヶ月も前に決められてしまうのはなんだか不思議な感覚でした。
予定帝王切開の前日から準備は始まる
一般的に予定帝王切開の場合、当日入院と前日入院があるようですが、私は当日入院でした。
前日はしばらく外に行けなくなるからと、串カツ田中で串カツとちりとり鍋を食べました。冬のちりとり鍋はうまいです。
写真はイメージです。現実には第1子のお世話しながら食べたので写真どころではなかった…
楽しんだあとは、絶食です。
私の場合、夜の9時から絶食するように言われていました。
食べ物はもちろん、水も飲んではダメ。
予定帝王切開当日の流れ
私の場合、予定帝王切開当時の流れは以下の感じでした。
10:00 NST(ノンストレステスト)の実施
私の場合、部屋が空いていないとのことで、分娩室で産院が用意したパジャマとパンツに着替えてNST(ノンストレステスト)を行いました。
ママの子宮収縮があるときに苦しそうな反応をしていないかを確認するテストのこと。
母体が30分程度ラクな姿勢をとり、モニターをつけるだけのテストなので、その名の通りストレスのない検査です。
参考:こそだてハック
10:30 執刀の先生と打ち合わせ
今までの経過をカルテを見ながら確認したり、麻酔の注意点などを聞き、執刀時間が決定。
打ち合わせの最後に、
と聞かれたので、
と素直に脳貧血が不安であることを伝えたところ、先生が私の妊娠の経過の血圧データを見て、
点滴に少し眠くなる薬を入れることもできますよ。
と言ってくれました。
これは後日談になりますが、実際に薬を点滴に少し入れてみてもらったところ、心配していた脳貧血の症状は出ませんでした。
貧血気味、血圧が低い人は同じように伝えてみるといいかも。
そしてこの時に手術承諾書にサイン。
私のほかに立会人として付き添いの親族のサインも求められたので、付き添ってくれた母にサインしてもらいました。
10:45 剃毛(ていもう)、浣腸(かんちょう)
剃毛で、おまたの毛を剃られ、浣腸で座薬をお尻の穴に入れられます。
中学生女子なら全力で嫌がることも出産も2人目となると慣れたものです。
ちなみに、浣腸はなるべく長く我慢して出すことをおすすめします。
理由は、しばらく手術後より2日は自力でトイレに行けなくなるためです。
汚い話で恐縮ですが、ウンチを我慢しつつ、お腹の傷の痛みや後陣痛の痛みと戦うのはツラいです!
11:00 シャワー
手術前に身体を清潔にするため、シャワーを浴びることが一般的にも推奨されているみたいです。
11:30 いよいよ分娩室へ
正式な手術着に着替え(とはいっても、実際の手術のときは裸になるのだけれども)。
そして、点滴、血圧計と人差し指のバイタル機械、血栓防止のストッキングを装着。
ちなみに、血栓防止のストッキングは歩けるようになるまではくことになります。
11:45 執刀医の先生登場、背中に麻酔注射
背中の麻酔注射は確かに痛かったけど、耐えられないほどの痛みではなかったです。
麻酔を打ってしばらくすると、足の先からだんだんじんわりとぽやーっとしてきました。
先生がお腹にアイスノンをあてて、麻酔の効き目をチェックしてくれます。
はじめは冷たかったアイスノンが、5分くらい後にはほとんど冷たさを感じなくなりました。
12:00 執刀開始
いよいよ執刀です。
切っている痛みはありませんが、押されていたり何かされている感覚はあるので気持ち悪いです。
それに血が出ているのか、少し気が遠くなりました。
そして、今更ながら、怖いという気持ちが芽生えました。
頭では、怖がっても仕方ない、ってわかっているけれども、身体を切られている異常な状態にいざ置かれると、人間の本能として怖いという気持ちが出てしまうようです。
そして、人間、不安になると大事な人間の顔が脳裏に浮かぶ仕組みなのでしょうか。
私の頭には第1子の息子の顔が浮かんでいました。
私は、息子の名前を小さな声でずっと呟いて、怖さに耐えていました。
助産師さんもそんな私の手をギュッと握っていてくれました。
12:15 出産、赤ちゃんと初対面
執刀から赤ちゃんを取り出すまでは時間にして15分くらい。
助産師さんの声が聞こえました。
そして、無事に出産。
手術はメガネを外した状態で行いますが、赤ちゃんを初めて見る時だけはメガネをかけさせてくれました。
白黒の油脂で汚れた赤ちゃんを見ました。
普段、ひねくれている私は言葉を素直に受け取ることは少ないのですが、このおめでとう!の声は素直に私の気持ちにささりました。
怖かったけど、頑張って良かった。
あなたに会えて、無事に産まれてくれて良かった。
会えないことも、ちょっとは考えてたよ。
こうして、私は、体重2495g、身長48cmの長女と出会うことができたのでした。
12:20 出産後の処理
実は帝王切開は、赤ちゃんを出してからの方が長いです。
胎盤とったり、傷を縫合したり。
ビックリしたのが、出産直後、手術中から後陣痛(子宮収縮痛)が始まったこと。
先生によると、子宮収縮痛は麻酔は効かないとのこと。
ぎゅーっと子宮が収縮する、重い生理痛のような痛みに、手術中はひたすら耐えました。
12:45 手術終了
手術直後は麻酔が効いているので、まな板の魚状態。
眠くなる薬のせいか、意識はあるものの、ぼーっとしていました。
体温を測ったら33度台で、経験したことのない低体温にビビりました。
ちなみに、手術当日は35度0分より上に体温があがることはなく、電気毛布と厚手の布団2枚があってちょうどよいくらいでした。
まとめ
この記事では予定帝王切開の日程が決まるころから手術日当日までの流れをレポートしていきました。
帝王切開予定の方やされた方の参考になれば嬉しいです。
ちなみに、手術後も家族のお見舞いでちょっとう〜んと思ったことがあったり、
悪寒戦慄と呼ばれる現象に襲われたり、いろんなことがありました。
それについてはまた別記事で書こうと思います。
検診のつもりがそのまま出産へ…緊急帝王切開体験記
★2回の帝王切開体験を基に書いてます
帝王切開で入院!あって便利だった持ち物11選
★お腹の傷が痛くて立てないっていう方へ
帝王切開手術後に歩くコツ
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
中には20週に決まるという産院もあったりするようですので、ご参考までに。