こんにちは、Rio(@Rio_reach)です。
生後10ヶ月のある日。
この日は気温が30度を超える暑い日。
家族3人で、買い物に出かけました。
帰ってきたその日の夕方。
息子を抱っこすると…息子が熱い。
熱を測ってみると、なんと38.5度。
結果としては、うつ熱ではなく、夏風邪でした。
しかし、うつ熱と勘違いした私は、息子の服を脱がせて早々に冷やし始める、という失敗をしてしまいました…。
発熱の初期は、熱が上がりきるまでは寒いので、冷やすのではなく、温めるが正解です!!
本日は、私の失敗と、対応方法を、我が家のドタバタとともに共有したいと思います。
育児をされている方が私と同じ間違いをしませんように…。
問答無用で今すぐ受診して下さい!
小児科が空いていれば小児科へ電話して小児科へ。
空いていなければ夜間救急へ。わからなければダイヤル#8000(無料の夜間子供医療電話相談ダイヤル)へ。
パッと読むための目次
風邪の兆候がなかったため、うつ熱と勘違い
もともと、息子に風邪の兆候が見られなかったので、
私、最初は、息子はうつ熱かなと思ったんです。
風邪のウイルスなど、体内が原因の発熱ではなく、気温が高い、服の着せすぎなどの外環境の影響による発熱のこと。
体温調整能力が未熟な赤ちゃんはうつ熱になりやすい。
実際に、ホットカーペットの利用が原因で、息子が38度のうつ熱を発症した経験がありました。
そう思い、服を下着だけにして、脇に保冷剤を来るんだタオルを当てて、息子を冷やしました。
(のちにこの対応は間違いだったことを知ることになります…。)
水分も飲めるだけ飲ませました。
水分補給はミネラルアクア。
ミルクは飲まなくても、これは飲みます。
夜、喉が乾いてしまうことによる夜泣き対策にもなります。
我が息子には必須です。
下がらぬ熱。たまらず#8000に電話
しかし、2時間経っても、3時間経っても、熱は下がりません。
息子も苦しそうで、元気がないまま…。
重度の熱中症だったら、緊急病院に行かなくちゃならないよね…?
うつ熱だったら、解熱剤も効かないし…
時間はすでに19時を回り、かかりつけの小児科も閉まっています。
そこで、旦那が#8000(子ども医療電話相談)に電話。
無料の夜間子供医療電話相談ダイヤル。
全国どの自治体でも利用可能。各自治体の相談窓口にリダイレクトされます。
参考:厚生労働省ホームページ 子ども医療電話相談事業(#8000)について
船橋市民はこちらもチェック!
熱中症、うつ熱との切り分け
相談員さんに電話し、状況、症状を説明。
- 手足は冷たいですか?
- 唇は乾いていますか?
- おしっこは出ていますか?
- よだれが出ていますか?
唇は直近でイオン水をあげたから乾いていないです。
おしっこはオムツを換えてから出ているのをオムツのラインで確認済みです。
よだれはいっぱいでています。
熱がこの時間まで下がっていないのであれば、うつ熱でもないですね。
夏風邪が流行っているので、夏風邪の可能性が高いですね。
下着ではなく、通常の服装をさせて、様子を見てください。
専門家に意見をいただけたことで、納得し、少しだけ安心してその夜を過ごすことができました。
昼間はかかりつけの小児科、夜は#8000で、専門家の意見を聞くことをオススメします。
熱中症の症状
熱中症の症状について調べてみました。
- 顔色が悪い
- 発熱していて、体温が37.5度から下がらない
- 汗をかかない
- 手足が冷たくなっている
- おしっこが出ない
- 赤ちゃんに呼びかけても反応が弱い
- 唇が乾燥している
- けいれんを起こしている
- 呼吸が弱い、呼吸を感じられない
- 嘔吐の症状がある
熱中症による発熱で手足が冷たくなるメカニズム
熱中症で手足が冷たくなるなんて、ちょっと不思議ですが、メカニズムを知れば、なるほど!です。
熱中症により、脱水症状が起こる。
↓
水分が足りなくなる。
↓
手足の末端まで血液が行き届かなくなる。
↓
手足が冷える。
風邪による発熱で手足が冷たくなるメカニズム
また、風邪による発熱で手足が冷たくなるメカニズムは以下の通りです。
ウイルスが体内に入った!
↓
脳みそ:熱を上げてウイルスを退治するぞ!
↓
体から熱を逃さないように血管に指令を送る。
↓
血管:熱を逃がさないよいに血管を収縮させる。
↓
血管が収縮することにより、流れる血液の量が少なくなる。
↓
放熱が抑えられ、手足が冷える。
うつ熱の症状
うつ熱の症状についても調べてみました。
風邪による発熱の初期や熱中症の場合は手足が冷たくなるので、
手足が熱い、というのがうつ熱を判別するポイントです。
服を着せすぎていれば薄着にして、首の後ろやわきの下を冷やしましょう。
たすき掛けタイプのクーリンググッズなら、動き回る赤ちゃんでも効果的に冷やすことができますよ!
翌日になっても熱下がらず。小児科へ。
翌日になっても熱は下がらず、かかりつけの小児科に行きました。
喉と鼻を見てもらいましたが、風邪の兆候はありませんでした。
その日は熱冷ましの座薬だけもらい、帰宅。
小さいことですけれども、お医者さんの「良くならない場合は、翌日また来て下さい」という一言には勇気付けられますよね。
小児科どんどん減っていっていることもあり、混んでいるのでちょっとしたことで医者に行くのは迷惑なのかな、とか考えちゃうので。
結果、やっぱり夏風邪だった
朝、熱が下がっても、夕方にまた上がったりと、熱は上がったり下がったりを繰り返し、結局熱が完全に下がったのは2日後。
熱が出ているときは風邪の兆候は結局見られなかったのですが、熱が下がってから、少しだけ咳と鼻水が出るようになりました。
熱からくる風邪もあるのね。と勉強になった母でした。
まとめ 発熱をした場合の初期対応
まとめると、発熱をした場合、以下の初期対応を行う必要があると思いました。
- 水分を与える(うつ熱だろうが熱中症だろうが発熱初期だろうが必要になる)。
- 手足をチェックし、冷たい場合は温める!暖かい場合は脱がして様子をみる!常温の場合はとりあえず様子を見る!
- 判断がつかない場合は、かかりつけの小児科に電話。空いていないときは#8000(夜間子供医療電話相談ダイヤル)に電話。
- 生後3ヶ月未満の38度以上の発熱は、問答無用で24時間以内に受診
結果論ですが、最初にうつ熱と勘違いしてしまったことで、息子を下着だけにし、冷やしてしまいました。
実際には風邪による発熱だったため、対応としては間違った対応をしてしまいました。
息子に寒い想いをさせてしまったと考えると、反省の気持ちでいっぱいです。
そして、夜間子供医療電話相談ダイヤで素晴らしい対応をして下さった方への感謝の気持ちでいっぱいです。
本記事が育児中の方の参考になれば幸いです。