保活っていつから?早生まれの場合はどうする?産まれる時期によって変わる最適な保活時期。

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こんにちは、Rioです。

前回、保活のやり方について解説させていただきましたが、今回は保活はいつから始めるべきか?がテーマです。
保活って何をやるの?が知りたい方は、以下の記事をどうぞ。

保活って何から?保活のやり方を基礎から解説します。

2018年4月24日

巷では、0歳児で4月入園でないと、希望する保育園に入園するのが厳しいと言われています。
先に書いちゃいますが、これは本当です。

保活は情報戦だから、妊娠中から保活すべき!なんていうのも聞くけど、妊娠中はなるべくなら安静にしていたいし…
それに、できれば育休だってギリギリまで取得したいし…

今回の記事では、保活をいつから始めるのがベストなのかを子供の誕生月も考慮して、考えていきたいと思います。
なお、今回の記事は、認可保育園への入園を前提に記載させていただきます。

さくっと、いつから始めるべきなのかを知りたい方は、いつから保活を始めるべき?妊娠中からやるべき?からご参照下さい。

私が保活をしてる船橋市の情報を例に載せています。他の自治体の場合も流れはほぼ同じだとは思いますので、ぜひ見てみて下さいね!

パッと読むための目次

そもそも保育園はどんなスケジュールで決まるのか?

ざっくり言うと、年度が切り替わる4月にごそっと入園
させた後は1ヶ月ごとに個別に入園させていく
、といった感じです。

保育園の入園にはもちろん、入園を申請する必要があります。申請が無事通れば、保育を必要とする点数が高い児童から、空きがある保育所に入れられていきます。

では、いつ申請をすれば良いのかと言うと、4月入園とその他の月の入園とで、申請時期が変わります。以下は、船橋市の例です。

出典:船橋市ホームページ 平成30年度入園の手引き

船橋市で4月入園を目指す場合、12月に一次受付、1月に二次受付があります。二次受付は一次受付の利用調整後に空きがある保育園を対象に調整が行われるため、4月入園を目指す場合は12月の一次受付に極力間に合わせる必要があります。

では、4月入園ではなく、育休明けの入園を目指す場合はいつが締め切りになるのでしょうか?
それは、前々月の25日が締め切りになります。
例えば、8月入園を希望する場合は、6月25日までに申請する必要があります。

発達支援児の場合は申し込み日程が異なります。詳細は入園の手引きをご参照下さい。船橋市ホームページ 入園の手引き

「4月入園」「育休明け入園」どっちがいい?

4月入園のメリット・デメリット

4月入園のメリットは、希望が通りやすいこと。自宅の近くの保育園にしておけば、通勤も圧倒的に楽です。ただ、言うまでもなく、育休を切り上げる必要がありますし、子供の月齢によっては子供が小さい頃から保育園に預けなくてはならない、なんてことになります。

育休明け入園のメリット・デメリット

育休明けの入園のメリットは、ギリギリまで育休を取れること。やっぱり、子供が1歳になるまでは手元で育てたいママも多いのではないでしょうか。気持ち、すごくわかります。デメリットはもちろん、希望する保育園に入園できない可能性が高くなることです

「4月入園」「育休明け入園」結局どっちがいい?

保育園はほぼ毎日通う場所です。
となると、自宅の近くなどの希望通りの保育園に入園できないと、働き続けることがだんだんと困難になってきます。

ですので、先を見越して、働き続ける場合はなるべくなら0歳児クラス4月入園を目指すことをオススメします

正直なところ、生まれ月による不平等がある

4月生まれの子が一番お得

正直、一番いいのは、4月生まれの子(4月1日は除く)です
1年近く育休をもらいながら手元で育てられて、かつ、十分に大きくなってから、保育所に希望が通りやすい0歳児クラスかつ、4月に入園できるのですから。

早生まれの子は損

それに対し、早生まれの子は4月入園を目指すとなると、早々に育休を切り上げ、まだ月齢が小さいうちに預けなくてはなりません

また、保育所で預かることができるのは、4月1日時点で生後57日目を迎える児童です。特に、2月3日〜4月1日に生まれた子は、0歳児時点での4月入園は不可能。希望する保育園に入園できる可能性が低くなってしまうのです。
これは、はっきり言って、損ですね。

補足 ちなみに、船橋市の場合、4月入園の申し込みに限り、出生前に保育所利用申し込みを受け付けてくれます。12月や1月生まれの子で、かつ、4月入園を目指す場合は各自治体に出生前の利用申し込みができるかを調べてみて下さい。

保育園に預けるために、働くという奇妙な現象

この状況により、冬に生まれた子の場合はママが育休も満足に取れず、「働くために、保育園に預ける」ではなく、
「(希望する)保育園に預けるために、働く」と言う、奇妙な逆転現象が起こってしまっています

本当は、育児休暇は子供が1歳になるまで取得できる権利なのに、子供が生まれる月によって、その権利を十分に使えないのは矛盾を感じます。
1歳までは、寝返りをうったり、ズリバイをしたり、笑ったり、ハイハイをしたり…と、育児の楽しさを味わえる醍醐味の時期。そんな貴重な時間を働き続けるために泣く泣く諦めるのって、正直もったいない、なんて思ってしまいます(だからこそ、0歳児クラスの空きがあるのでしょうけど)。

0歳児で入れないと厳しい?1歳ではダメなの?

1歳児クラスでの入園は、余程運が良くないと、正直難しいです。0歳児クラスがそのまま1歳児クラスに持ち上がりになるので、途中退園がないと空きが出ないからです。
ただ、市内に全く空きがないかといえば、そういう訳ではありません。

船橋市の例になりますが、1歳児クラスに空きがある保育園も多少見受けられます。でも、0歳児クラスと比較するとかなり少ないです。
認可保育所等の受入れ可能性について(どの保育所にどのくらいの余裕があるのかの速報値を確認できます)

また、私が保活をした2018年4月時点の感触では認証保育園や認可外保育園であれば結構空きはありそうでした。ただし、認証保育園自体の数が少ないし、認可外保育園の場合は費用や保育環境に差が大きいです。

ちなみに、クラス年齢は、その年の4月1日現在の年齢です。なので、1歳になったら1歳児クラスになる訳ではありません。年度途中で誕生日を迎えても、年度末はそのままのクラス年齢になります。

セリフ 私は1歳になったら、すぐに1歳児クラスになるのかと勘違いしてました。

育児休暇を延長するという手段もある

育児休暇は子供が1歳になるまで取得できますが、実は、2歳まで育児休暇を延長することが可能です。
(以前は育児休暇の延長は1歳半まででしたが、平成29年10月から、2歳まで取得可能になりました。)
ですので、会社が許してくれるのであれば、育児休暇を延長しつつ、気長に保育園を待つのもアリです。

育児休暇の延長は、以下の条件を満たしていることが必要です。

①保育所に入所を希望し、申込みをしているが入所できない場合
②子の養育を行っている配偶者が、やむを得ない事情で養育が困難となった場合

①は、無認可保育園は対象とはならず、認可保育園が対象になります。育休の延長は、正当な理由がないとできません。

②のやむを得ない事情とは具体的に、
・死亡したとき
・負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により育児休業の申出に係る子を養育することが困難な状態になったとき
・6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)以内に出産する予定であるか又は産後8週間を経過しないとき(産前休業を請求できる期間又は産前休業期間及び産後休業期間)
などを示します。
引用:KIDSNA|育休の延長はいつまで?必要な手続きと書類の出し方や会社とのやりとり

巷では、多少もらえる賃金は減っても、子供と一緒にいたいがために、保育園を申請しつつも、わざと保育園に落ちて、育休を延長したい、というママもチラホラいます。

いつから保活を始めるべき?妊娠中からやるべき?

前置きが長くなりましたが、ここからが本題になります。
以上を踏まえた上で、結局いつから保活を始めるべきなのでしょうか。
まず、働き続けたいと考えている場合、やはり0歳児クラス4月入園を目指すことをオススメします。

そして、保育園の見学は、日程調整やどの保育園を見学するかなどを決める時間を含めると、結構時間が取られます。しかも、見学は平日のみの保育園がほとんどです。
また、3ヶ月未満の新生児を抱えた状態での保活は、妊娠中の保活より大変になる可能性があります。

4月入園の締め切りが12月であることを考えると、11月までには書類を揃えたり、保育所の見学を完了させておきたいところです。色々な保育園を見る場合、見学は大体1ヶ月〜2ヶ月かかるとすると、9月・10月には実施すべきでしょう。

子供が4月2日生まれ〜7月生まれの場合

妊娠中ではなく、出産後、保活を完了させる時期である、秋ごろに保活をしましょう。
子供の月齢が高くなっているので、子供と保育園巡りをすることが可能です。育休中になるので、保育園の見学のスケジュール調整も平日に容易にできます。無理して妊娠中に保活をしなくても大丈夫です。

子供が8月生まれ〜2月3日生まれの場合

保活を完了させるべき時期の11月は、子供の月齢も低く、体調もまだまだ戻らない時期なので、子供を連れての保活をするのはなかなか厳しい状況です。では、妊娠中に保活をするべきなのかと言うと、仕事の都合で平日に時間を取るのが難しかったり、体調が整っていなかったりすることもあると思います。
妊娠中に保育園見学をするのが難しければ、出産後に子供を祖父や祖母に預けるか、祖父祖母と一緒に保育園見学に行けるように調整するのがベストだと思います。

子供が2月4日〜4月1日生まれの場合

保活という活動を一番恨んでいいのは、この期間に出産したママでしょう。
この時期に産まれた子は、月齢が生後57日に満たないため、そもそも0歳児クラスの4月入園ができません。では、保育所に預けることができる生後57日が過ぎたら保育所の申請をするのか、というと、年度中の早い方が空きがでる、とも確実には言えません。
もう、開き直って、しばらく育児を満喫し、保育園に預けても大丈夫と感じた時点で保活を始めましょう
入園できる保育園は、希望通りいかず、少し遠かったりするかもしれません。その場合は、自転車で送迎するとか、少し遠くの保育所だけど、週数回は夫やおじいちゃん、おばあちゃんにお任せするなど、家族の力を借りたり、民間のベビーシッターに頼んだりと工夫してみましょう。

保育園に預けるのはかわいそう?

生後6ヶ月くらいで、保育園に預けてもいいと思えるようになった

息子は8月末産まれです。初産です。
正直、新生児期は息子を誰かに預ける、という選択肢はありませんでした。産まれた時は、か細くて、フニャフニャで、この子には私がいないとダメだ!息子が一番この世で大事!私がいつも付いていなくてはならない!と感じていました。

しかし、生後6ヶ月になると、子供の身体もしっかりできてきます。子供の興味は私だけではなく、同世代の子や他の大人など、様々なものに向いています
祖母にたまに預けても、私がいなくてもご機嫌でいたりする様子も聞いて、私が多少の時間いなくても大丈夫なのだなと感じるようになりました。

新生児期には、保育園に入れるなんてとんでもない!と思っていた私が、今になって保育園を探し始めた理由は、どちらかというと自分自身が、もう、息子を保育園に預けても大丈夫だな、と思えたからだと思っています。

助産師さんも6ヶ月くらいで預けるならちょうどいいわね〜なんて言ってました。

だから、今、新生児を抱えて、保活をどうしようか迷っているママがいたら、こう言いたいです。

「生後6ヶ月になったら、子供は丈夫になる。今は頼りなく見えるけど、子供の成長は想定より早い。だからママは、子供だけではなく、ママ自身の人生も大切にしてほしい。」

仕事を続けられるかどうかって、ママの人生においてもとっても重要だと思うのです。
もちろん、続けるほどの仕事じゃない、子供の方が大切だから仕事をやめる!という選択肢もありだと思います。
でも、子供だけに依存する人生って、将来、子供にとっても負担になるのではないかなと思います。
だから、仕事をやめる決意をしたとしても、ママにはママの好きなこと、夢中になれることを見つけてほしいです。

まとめ 家族を巻き込んで保活をしよう!

いかがでしたでしょうか。
保活を妊娠中にするにせよ、産まれてからするにせよ、はっきり言って大変です。妊娠中は自分の健康に注力していたいし、まだ産まれてもいない子供の保育所の心配なんてしたくない、という想いもあるでしょう。育児中は、育児に集中したいという想いもあるでしょう。
また、保活の大変さは、パートナーや家族にわかってもらいにくく、月齢や仕事の有無によって異なるので、ママ友とも共有し辛いので、孤独な保活になりがちです。
でもだからこそ、ママが今後どう生きたいかを見つめ直す大きな機会にもなるのではないでしょうか。実際、私も自分自身が今後どう働きたいのか、かなり考えました。
そして、可能であれば、家族にママが今後どう働いて生きたいのかを理解してもらい、サポートをもらいつつ、保活をしていただければと願っています。悔いのない保活をしましょう。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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