子供の野菜嫌いを直す方法。それは農園体験をさせること。

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こんにちは、小さな菜園ブロガーのRio(@Rio_reach)です。

子供って、野菜嫌いですよね?

でも、親としては野菜を好きになって、なんでも食べてもらいたいですよね?

そんな子供の野菜嫌いが直り、野菜を食べる子になる方法があります。
それは、「農園体験」をさせることです。

それも、できればミミズや虫など、生き物がたくさん住んでいる自然がいっぱいの有機無農薬の畑で

特に都市部の子は、畑にすら行ったことがない子も多いのではないでしょうか?
実は、畑って、子供たちにとって、とっても魅力的で、豊かな心を育む場所なんですよ!

今回は、子供にとっての野菜嫌いを直す農園体験のメリットについて、農園管理人の立場から書いていきたいと思います。

パッと読むための目次

「農園体験」って子供にとって何がいいの?


農園は都市部では出会えない素敵な事象でいっぱいです。

食べ物を作る、という学び、自然の中での草花や虫との出会い。
食べ物を作る、という行為は、子供たちに野菜を好きにさせ、
自然の中での草花や虫との出会いは、健康な身体と好奇心旺盛で豊かな心をはぐくみます。

農園がどうして子供たちの生きる力をはぐくんでれるのか、
3つのポイントでもう少し詳しく説明したいと思います。

  • 生きる力1:野菜嫌いを克服
  • 生きる力2:自然がはぐくむ豊かな心
  • 生きる力3:家族コミュニケーションをはぐくむ

生きる力1:野菜嫌いを克服


子供達の心身の健やかな成長に、野菜は欠かせません。
子供の野菜不足が深刻化すると、ビタミンやミネラルが不足し、
身体の成長に悪影響を及ぼすだけではなく、いつもイライラ、
怒りっぽい子に育ちます。

野菜が嫌い、という子供たちはたくさんいます。
しかし、私は農園で野菜嫌いの子供が畑では野菜をパクパクと食べている姿を
たくさん見てきました。

農園にはいろんな種類の野菜があり、そしてそれぞれ独特の色や形を持っています。
たわわに実るトマト、空に向かって生えるオクラ、土の中からひょっこり顔を出すニンジン。

子供達はそんな様々な個性を持つ野菜に、
好奇心をむき出しにし、
キラキラとした目で収穫します。

自分で収穫した野菜は、
少し苦手な野菜でも、食べたらどんな味がするんだろう?と子供は感じるようです。

そして、実際に食べてみる。

採れたての野菜の味は、新鮮な命の味。
食卓で食べられなかった野菜も、不思議と農園では食べれてしまうのです。
こうして野菜嫌いを克服した子供たちは、家庭でも野菜を食べるようになる、と聞いています。

生きる力2:自然がはぐくむ豊かな心


自然と対話し、感受性と五感をはぐくむー。
昔は当たり前にできていた、子供達の自然の学びの機会が急速に失われています。

農園で子供達が出会うものは、野菜だけではありません。
農園では、様々な生きものに出会うことができます。

農薬や化学肥料を使用しない、有機無農薬の畑は、
たくさんの生きものの食物連鎖の力で美味しい野菜をを作るため、
生態系がとても豊かです。

菜の花が咲く季節には、ちょうちょが卵を産む場所を探しています。
ポカポカ陽気のそんな季節の農園では、
タンポポの綿毛を飛ばして遊んでみたり、
ぺんぺん草で音を鳴らしてみたり、
オオバコの相撲もできます。

夏になれば、
土の中の小動物や野菜を狙って、
バッタやクモ、カマキリやテントウムシがやってきます。

土を掘ってみると、
アリが卵を運んでいる様子を発見したり、
ミミズやダンゴムシ、コガネムシの幼虫を発見できます。

虫達やミミズを狙って、
鳥やモグラもやってきます。

こんな風、
自然が少なくなった都市部では出会えないものに、
農園ではたくさん出会えます。

その出会いのひとつひとつが、
驚きと気づきの連続となり、
子供の豊かな心をはぐくみます。

生きる力3:家族コミュニケーションをはぐくむ


忙しい都市生活を送る中でも、
家族のコミュニケーションはとても大切です。

家族コミュニケーションが不足すると、
子供の精神面や生活態度に悪影響を及ぼします。

子供が農園の野菜に興味を持ってくれたら、
ぜひ子供と一緒に野菜の種をまいてみてください。

一粒のタネから、
作物はどのように大きくなって、
花が咲いて、
実になって、
私たちのお腹に入っていくのか。

一緒に野菜を育て、
一緒に料理をし、
一緒に味わってみてください。

子供は、
野菜のお世話をすることで、野菜に思い入れができ、野菜が好きになります。

また、
食べものを育てる苦労を知ることにより、
食べもののありがたみを知り、
食べものを粗末にしなくなります。

家族で力を合わせて、
野菜のの収穫に向けて、
お世話に取り組むことで、
協調性をはぐくむこともできます。

一緒に野菜を育て、収穫した野菜を一緒に料理し、一緒に味わうことで、

みんなで食べる料理はおいしいけれども、

みんなで作った料理はもっとおいしくて、

みんなで育てた野菜で作った料理はもっともっとおいしい。

そんな体験を子供に与えてあげられたら、最高ですよね。

農体験はどのくらいの年齢からがおすすめ?


バッタやカブトムシなどの虫や、小さな花など、自然に興味を持ち始めたころをおすすめします!
具体的には、2歳くらいからであれば、畑を楽しめると思います。

ここからは余談ですが、
子供って大人が思ってもいなかったところにハマったりしますよ。

ある子は、ずーっと、虫を追いかけたり、
ある子は、大人たちが気にも止めなかった雑草をずーっと見ていたり。

自分の畑にずーっと穴を掘っている子もいました笑
限界まで掘ってみたい、と言って…。

その行為になんの意味があるんだろう?って大人は考えちゃいますが、子供は楽しそうなんですよね。

よがった見方をすると、この穴を掘るという行為によって、柔らかかった土がだんだんと硬くなり、
黒かった土がだんだんと赤土になっていく、みたいなことも体験・勉強できたりしますね笑

農体験はどこでできるの?


1日だけの農体験ツアーなどもありますが、畑に継続的に通い、いろんな野菜の育つ過程を楽しむには、
ある程度の期間、畑のレンタルをすることをおすすめします!!

畑をレンタルする方法は、ざっくりと2種類です。

  • 自治体運営の市民・区民農園
  • 会社が運営している体験農園

自治体運営の市民・区民農園


自治体運営の市民農園・区民農園はレンタル料金が安いのが魅力!
相場はだいたい、月に1000円程度です。
ただし、その自治体に住んでいる方、勤務されている方しか使用できない農園が多いです。

しかし、その代わり、農業指導員がいなかったり、肥料や農具・資材を自分で用意しなければならないところが多いです。
肥料や農具は重く、毎回持っていくのは大変ですので、初心者や車を持っていない方には難しいと思います。

実際に使用されている方を見ていると、畑を昔やっていたことがある年配の方で、
かつ近くに住んでいる方が多く利用している印象です。

また、有機無農薬にこだわる方は、使用しないほうがいいです。

というのも、農薬を使ってもいい畑なので、農薬を使って逃げ場を失った害虫たちが、
有機無農薬の畑にやってきてしまい、収穫できなくなってしまうことがあるのです。

会社が運営している体験農園

有名なのは、2つです。

どちらの会社も、農具付き・肥料付き・有機無農薬を売りにしています。
レンタル期間は1年間です。

詳しい説明は別の記事で書こうと思いますが、ざっくりと分けると、

手軽さ重視:シェア畑
自由さ重視:体験農園マイファーム

といった感じです!
農園サービスについては、また別の記事で詳しく書きたいと思いますので、少々お待ちくださいませ。

また、最近では、体験農園マイファームを運営している(株)マイファームで、
E-MYFARMという新しいサービスもはじまったようです。

E-MYFARMの対応農園は、2018年度現在、かなり限定されているようですが、野菜の管理までしてくれ、かつ1ヶ月からレンタル可能という点が魅力です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私自身、畑で子供たちが生き生きとした顔を見せてくれるのが大好きなので、
子供たちにはもっともっと畑にきてもらいたいと思っています。

子供に自然体験をさせてあげられるのは、子供が小さい今のうち。
ぜひ、農園サービスを利用してみてくださいね!!

\農園について悩んだら、畑ライフ研究所!!/

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